エチオピアのコーヒー

世界中の人びとが愛してやまないコーヒー。その発祥の地がエチオピアであることをご存知でしょうか？コーヒーの3大原種であるアラビカ種・ロブスタ種・リベリカ種の中でも最高級とされるアラビカ種は、エチオピアが原産です。そんな貴重なコーヒーを発見したのは、牧童カルディとヤギ。放牧中のヤギが森の茂みで木の実を齧り、興奮する姿を目撃したカルディが、その実を煎じて飲んだのが始まりと言われます。標高が高く1日の寒暖差が激しいエチオピアは、良質なコーヒーが育つ条件が揃っています。イルガチェフェ、ハラー、シダモなど有名産地の豆はコーヒー通にも大人気。そして、エチオピアには生産地ならではのコーヒーの楽しみ方（コーヒーセレモニー）があります。生豆を煎り、砕き、素焼きのポットで煮だしていただくのがエチオピア流。リトル・エチオピアでは、毎日、この伝統的な手法で淹れたコーヒーをお出ししています。おしゃれなカフェとは一味違う本場の味をお楽しみください。